日本とアメリカで大活躍をし、2019年に引退するまで28年間、現役を貫いたイチローさん。
今後も語り継がれるであろう伝説を数々残してこられ、野球界のレジェンドと言われています。
そんなイチローさんですが、現在はどんな仕事をしているのでしょうか。
この記事では、
- イチローさんの現在の仕事
- イチローさんの引退後の活動
- イチローさんが監督をやらない理由
などについて調査しました！
目次
イチロー現在の仕事は何してる？引退後の活動を調査！
イチローさんの現在の仕事、活動についてまとめました。
- アメリカのMLB・シアトル・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクター
- 草野球チーム「KOBE CHIBEN」
- 日本の高校生の非常勤コーチ
- 高校野球女子の普及を目的とした活動
- 企業の事業
- CM出演
調べて見ると、以上6つほどの仕事・活動をされていることがわかりました。
順番に解説していきますね。
シアトル・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクター
2019年に引退したイチローさんですが、その後すぐに「シアトル・マリナーズ」の会長付特別補佐兼インストラクターに就任しています。
会長付特別補佐兼インストラクターはどんな仕事なのでしょうか？
ということになりそうです。
選手の指導に関しては、マリナーズだけでなくマリナーズ参加のマイナー球団（３Aタコマ・レイニーズなど）での指導もされているそうです。
草野球チーム
イチローさんは、引退後に草野球チーム「KOBE CHIBEN」(神戸智弁)を創設しています。
チームのメンバーは、元プロの人から、野球歴の浅いアマチュアの人までいろいろ！
あの、平成の怪物と呼ばれた元大リーガー・松坂大輔さんも所属しています。
チームの活動は2021年から「女子高校生の野球選抜チーム」と対戦するなどしています。後ほど詳しく紹介しますね！
「KOBE CHIBEN」(神戸智弁)の名前の由来は？
甲子園の常連、そして野球の強豪校で有名な「智弁和歌山」とチームの本拠地である「神戸」を掛け合わせてできました。
なぜ「智弁和歌山高校」の名前を取ったかというと、イチローさんが智弁和歌山高校のファンだからです。
（イチローさんは高校野球の秋季大会を観たときに、智弁和歌山の応援団のブラスバンドに感激して以来のファンです）
高校生の非常勤コーチ
イチローさんは2019年12月、学生野球資格回復研修制度の研修を受講。
2020年2月7日に「学生野球資格」を回復しています。
実は、プロ野球球団に所属していると、「学生野球資格」を回復することは認められていません。
「会長付特別補佐兼インストラクター」としてマリナーズに在籍しているイチローさんは本来、回復が認められないということになります。
が、イチローさんの野球界への功績や、アマチュア選手をスカウトする立場でないことが考慮され、特例として「学生野球資格」が認められたのです。
そして、その資格を生かしてイチローさんは、
- 2020年12月：智弁和歌山高校
- 2021年11月～12月：国学院久我山高校、千葉明徳高校、高松商業高校
- 2022年：都立新宿高校、富士高校
- 2023年：旭川東高校、宮古高校
と、高校生に臨時コーチとして指導しています。
国学院久我山高校の選手たちには、イチローが来ることは知らされていなかったといいます。
突然イチローがやってきて直接指導してくれるなんて、さぞかし驚いたことでしょうね。
イチローさんは選手だけでなく、指導者にも試合中の采配などといった具体的なアドバイスを熱心に助言したそうです。
ちなみに、智辯和歌山高校は、イチローさんが指導した翌年の「第103回全国高校野球選手権大会」でなんと21年ぶりの優勝を果たしています！
イチローさんは、
本気で日本一を目指しているチームだと感じました
野球の面白さを改めて教えてくれたこと、見事でした
と、祝福のコメントを贈っています。
自身が教えた高校の球児たちが優勝するのはイチローさんも嬉しかったことでしょう。
イチローさんは、引退後、将来の日本の野球を担う高校生を育てることにも力を注いでいるのですね。
女子野球の発展のための活動
イチローさんは女子野球の普及のための活動もされています。
2021年～2023年の毎年「女子高校生の選抜チーム」とイチロー率いる野球チーム「KOBE CHIBEN」のエキシビションマッチが開催。
この活動を通じてイチローさんは、日本の女子野球の未来を担う高校生に野球の楽しさや魅力を伝えています。
こちらの動画では、2022年のエキシビジョンマッチに向けた最終調整で、引退した選手とは思えないバッティングを披露しています。
