佐々木朗希の実家住所は？家族が震災で被災！その後の影響を調査！

2024年7月16日2024年11月18日

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2023年のWBCで活躍した「令和の怪物」と呼ばれる佐々木朗希さん。

世界記録ともされる13者連続奪三振や1試合19奪三振の記録を持つ、今最も注目度の高い選手です。

佐々木朗希さんは千葉ロッテマリーンズに在籍していますが、岩手県出身なんです。

中学時代から地元の大会で優勝に導いたり、球速141km/hを記録したりと輝かしい成績を収めていました。

そんな佐々木朗希さんですが、小学生の時に東日本大震災に遭います。

そこでこの記事では、

佐々木朗希の実家住所
佐々木朗希の家族が震災で被災
佐々木朗希の震災その後の影響

について調査しました！

佐々木朗希さんの実家住所や家族が震災で被災した後の影響について、気になる方はぜひ最後までご覧下さい。　　　

佐々木朗希の実家住所は？　　

佐々木朗希さんの実家は現在、岩手県大船渡市にあります。詳しい住所までは不明でした。

震災前の実家の場所

元々、佐々木朗希さんは岩手県陸前高田市高田町で家族7人で暮らしていました。

被災前の佐々木朗希さんの実家は、陸前高田市高田町の海の近くにありました。

そんな中、2011年3月11日に東日本大地震が発生し、佐々木朗希さんの実家は流されてしまいます。

2023年03月12日、テレビ番組「情熱大陸」の取材で佐々木朗希さんは実家の跡地付近を訪れていました。

佐々木朗希さんが訪れた、震災前に元実家があった場所（陸前高田市高田町） — 出典：情熱大陸X

元実家があった場所は、草が生えているだけの土地でとても住むことが出来るような状態ではない状態になっていますね。。
たたずむ佐々木朗希さんの背中が泣いているように思えます。

震災当時から震災直後

震災当時、佐々木朗希さんは市立高田小学校に通っており、小学校で被災。

しばらくは近くの老人ホームの避難所にいたようです。

（震災時の様子については後ほど解説します。）

しかし、しばらくして母親の親戚が住む大船渡市へと引っ越すこととなります。

当時、小学4年生だった佐々木朗希さんは「高田小学校」から「大船渡市立猪川小学校」へと転校しました。

そして猪川小学校の校庭にある仮設住宅で暮らしていたそうです。

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現在の実家

佐々木朗希さんの実家は現在、岩手県大船渡市にある可能性が高いです。

報道では、2011年4月に母方の親族が住む大船渡市に引っ越したとあります。

佐々木朗も老人ホームでの避難所生活を余儀なくされると、4月には母方の親族が住む大船渡市に引っ越した。
引用：週刊ベースボールオンライン

そして、佐々木朗希さんの弟の怜希さんは「大船渡高校」へと進学しています。

2022年の夏の甲子園（第104回全国高校野球選手権）に佐々木朗希さんの弟が出場した際の記事からも、弟・佐々木怜希さんが「大船渡高校」に進学していることがわかります。

大船渡は、ロッテ・佐々木朗希投手の弟である怜希内野手（2年）が「1番・遊撃」でスタメン出場する。
引用：スポニチアネックス

そのため、佐々木朗希さんの実家は現在、岩手県大船渡市にある可能性が高いでしょう。

佐々木朗希さんは、2021年12月のインタビューで、オフに帰りたい場所として、

実家。好きだからです

と答えています。

ロッテ・佐々木朗希がオフに行きたいところについて「実家。好きだからです」と生まれ育った岩手への帰省を挙げた
引用：産経新聞

佐々木朗希は震災で家族が被災！

佐々木朗希さんは2011年の東日本大震災でご本人も家族も被災しています。

また、父親と祖父母は津波により他界されました。

佐々木朗希さんはかつて、両親と兄弟と祖父母の7人で岩手県陸前高田市に暮らしていました。

佐々木朗希さんの家族

父：功太（享年37）
母：陽子
祖父：佐々木功（享年71歳）
祖母：佐々木勝子（享年69歳）
兄：佐々木琉希
本人：佐々木朗希
弟：佐々木怜希

佐々木怜希さんは3人兄弟の真ん中で、3歳上の兄と4歳下の弟がいます。

弟の佐々木怜希さん

父親が他界

佐々木朗希さんが小学3年生（9歳）の時に東日本大震災があり、その時に佐々木朗希さんの父は津波に巻き込まれて他界しています。

佐々木朗希さんのお父さんは元々野球経験はなく、バスケットボールの経験者でした。

しかし、佐々木朗希さんが野球のスポーツクラブに入るとノックをしたり、ノック時の捕手役をかって出ていたそうです。

そんな父親と佐々木朗希さんはよくキャッチボールをしていました。

津波に巻き込まれた日も、佐々木朗希さんはお父さんとキャッチボールの約束をしていたそうです。

その約束は果たされないままお父さんは亡くなってしまったので、後悔ばかりが残りますよね。

「佐々木朗希さんの父親の職業や死因について」詳しく解説した記事はこちら↓

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祖父母が他界

また、同時に陸前高田市で家具屋を営んでいた祖父母も震災によって他界されました。

大切な人を失う悲しみは計り知れません。

震災当時の佐々木朗希さん

地震が起きた時、佐々木朗希さんは授業中で学校の先生達の指示によって高台へと逃げて無事だったそうです。

お兄さんや弟さんとも無事合流することができ、その後母親とも会うことが出来たとのこと。

しかし、父親とは会うことが出来ずそのまま津波に巻き込まれてしまったのです。

地震や津波によって、父親や祖父母が亡くなってしまうのは想像出来ないほど悲しいことですよね。

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テレビ番組「情熱大陸」で当時の実家に行っている様子が放送されましたが、本当にここに家があったのかと思うほど何もありませんでした。

佐々木朗希の震災のその後の影響を調査！

佐々木朗希さんは2011年の東日本大震災の後、元々暮らしていた陸前高田市から大船渡市へと引っ越しました。

野球を続ける

引っ越した後、小学校も変わり大船渡市立猪川小学校へと転校しています。

転校先の猪川小学校は2016年までグラウンドに仮設住宅が建っており、野球をするのに充分なスペースがありませんでした。

そんな中、保護者や支援者などの協力を得て佐々木朗希さんは野球を続けていました。

転校後の学校では、照明設備がない中で野球ボールに蛍光塗料を塗り遅くまで野球ができるようにしてくれた保護者もいました。

照明設備がない中で、しばらくすると辺りは暗闇に包まれた。

すると、保護者らはボールにオレンジ色の蛍光塗料を塗り、暗くても最低限の練習をできるようにしてくれた。
引用：読売新聞

中学校に上がり股関節の痛みを感じた時、当時の野球のコーチが車で片道4時間かかる病院まで連れて行ってくれたりと、周りの人に助けられながら野球を続けていた佐々木朗希さん。

周りの人の助けがあったからこそ、今の佐々木朗希さんがいるんですね。

父親代わりの兄

父親が亡くなってから、佐々木朗希さんより3歳上の兄・佐々木琉希さんが、家族を支えました。

母親の陽子さんもそんな兄・琉希さんに「父親代わりになってくれた」と感謝を伝えたというほどです。

大船渡高校野球部のOBで4番だったこともある兄の存在を目標としていた佐々木朗希さん。

野球に関しても兄から指導を受けたり、質問したりしながら上達していったといいます。

母親

また、父親が津波によって他界してしまい、佐々木朗希さんの母は1人で子供3人を育て上げています。

仮設住宅に入った当初は、悲しみから佐々木朗希さんのお母さんは毎日泣いていたそうです。

そんな中でも、周りに助けられ立派に息子たちを育て上げるのは本当に凄いですね。

育ち盛りだった佐々木朗希さん達の兄弟は、毎日お弁当を3つ持って行っていたそうです。

さらに、ご飯だけで1週間にお米を10キロ消費したというところも驚きですよね。

佐々木朗希さんはその後、大船渡高校へと進学し急速163km/hを記録し、「令和の怪物」と称されるようになります。

2019年11月30日、佐々木朗希さんと母・陽子さんはロッテとの入団交渉に訪れました。

ロッテと契約する佐々木朗希さんと母親のツーショット画像 — 出典：スポニチアネックス

プロに入って

多くの人に支えられ、成長を遂げた佐々木朗希さん。

2019年4月、大船渡高3年生の春、U18高校日本代表第1次候補による「国際大会対策合宿」で高校生最速163キロを投じて一躍注目の的になります。

同年秋には、ドラフト1位でロッテに入団が決まりました。

自身が被災したことで、佐々木朗希さんの野球への向き合い方、そして人生にも大きな影響を受けています。

「今あることが当たり前じゃない。今という時間を昔よりも大切にするようになったのかなと思います」
引用：週刊ベースボールオンライン

「たくさんのモノを失って、新たに気づいたことがたくさんある。これからは、そういうことがなるべくないように。後悔しないように。今あるものが一瞬でなくなってしまうので……今生きている身として、そういった人たちの分も一生懸命生きていかないといけないと思います」
引用：週刊ベースボールオンライン

しっかり前を向いて頑張る佐々木朗希さんの姿に、被災された故郷の方たちも勇気づけられているのではないでしょうか。

天国にいる祖父母やお父さんも佐々木朗希さんの活躍を喜ばれていることでしょうね。

佐々木朗希は3.11の東日本大震災で家族亡くして12年後の3.11にWBC登板するんだよな。
そしてホームラン打たれて3失点。
色んな感情、思いが込み上がってきたんだろうな。
グローブ投げつけた後に泣いてるシーンが個人的に1番人間味があって好き pic.twitter.com/215BUXo4ZF
— 福山　ろす (@6mieri4) December 16, 2023